テープかぶれってどんなもの?~一般的なテープかぶれの原因と対策について解説します~

目次
一般的なテープかぶれの原因4つ
医療用テープ、絆創膏、湿布剤などをお肌に貼っていて痒くなってしまった経験はありませんか?
「テープかぶれ」の原因は大きく4つに分類されます。

● 接触性皮膚炎
● 浸軟
● 緊張性水泡
● 角質・表皮剥離
それぞれの原因と症状に合った対策について解説していきます。
接触性皮膚炎
テープの粘着剤がお肌に合わなくて炎症を起こします。
一度、炎症を起こしてしまうと粘着剤が違うテープを選定する必要があります。
《対策》
テープの粘着剤の種類を変更する
浸軟
長時間テープ剤を貼ることでお肌が蒸れてしまいふやけている状態です。
そういった状態では、お肌のバランスが崩れているため外からの刺激を受けやすくなり、接触性皮膚炎にも繋がりやすくなります。
《対策》
通気性の良いテープを使用する
緊張性水疱
テープ剤によりお肌が引っ張られることで水ぶくれができます。
《対策》
硬めのテープを使用する
貼るときにお肌が引っ張られないように注意する
角質・表皮剥離
テープを剥がす際にお肌の角質・表皮が一緒に剥がれるために起こります。
どのテープでも起こるため、お肌に負担がかからないように剥がす必要があります。
《対策》
優しく剥がす
リムーバーを使用する
かぶれを減らすための3つのポイント
①お肌を押さえながらゆっくり剥がします。
40°~60°の角度で剥がすのがお肌への負担が少ないです。
②テープの角から丸めながらゆっくり剥がしていきます。
③濡らしたタオルなどでテープを湿らせてから剥がします。

かぶれの発生リスクを事前に防ぎましょう
● バリア機能を高める
バリア機能が低下していると外からの刺激を受けやすくなるため、かぶれが発生しやすくなります。
普段からのスキンケアでお肌のバリア機能を整えておくことでかぶれの発生リスクを下げましょう。
● シーンに合わせたテープを選ぶ
「装具を固定する」「関節周りでよく動かす」「汗をかきやすい部位」などシーンによって通気性の良いテープや伸縮性のあるテープを選ぶなど上手く使い分けましょう。
● テープ剤を剥がす際の刺激を和らげる対策
「テープを貼る前に保護剤を使用する」「テープを剥がす際にリムーバーを使用する」など必要に応じて対策を心掛けましょう。
ピュアバリアでテープかぶれ予防
ピュアバリアは医療用のテープ固定によるかぶれ予防のために開発された保湿剤です。
お肌に潤いを与え、同時にバリア膜を形成します。
保湿してから約30~40秒ほどで乾くため、テープの固定力を低下させずにお肌に潤いを与えます。
また、バリア膜があることでテープ剤を剥がす際の角質・表皮剥離を防ぐため「テープを剥がすのが痛い」を軽減させます。

バリア膜が角質・表皮剥離を軽減させますが100%の保護ではありません。
テープ剥離後はアフターケアとしてもう一度保湿として塗っていただくことをおすすめしています。