「服の不自由」を解決するために開発されたcarewillのアームスリングシリーズ

2025年9月21日(日)に開催された第20回神奈川県作業療法学会の企業展示にてお会いした株式会社ケアウィル様の製品が見た目もさることながら、開発のコンセプトや機能性も含め素敵な商品だと感じ今回ご紹介させていただきます。
ケアウィルのアームスリングシリーズ
アームスリングは、脳血管障害により腕に麻痺がある方や、腕を骨折した方などが多く使っています。
「アームスリング」は三角巾同様、傷病中の腕を吊るためのものです。三角巾に比べ、着脱が簡単なので一人で着脱でき、腕の位置の再現性が高いのが特徴です。
一方で、使用している方からは「長時間つけていると首が凝る」「ストラップが首に擦れて痛い」「いかにも怪我人という見た目が気になる」という声も…。
そんなアームスリングの課題を解決するために開発されたのが、ケアウィル様の「アームスリングシリーズ」です。
上肢に不自由を伴う方々のために、機能性とデザイン性を追求した服です。腕を安全に管理するのはもちろん、スタイリングがしやすいので、普段着としても便利にお使いいただけます。
脳血管障害、上肢の脱臼・骨折、肩関節周囲炎や腱板断裂、乳がん等によるリンパ腫、疼痛等で、上肢に不自由を伴う方々の「服の不自由」を解決するために開発された製品です。
シリーズには、ケープ式とシャツ式の2製品があります。

carewill様の他の製品情報
その他にもcarewill様の商品には自立式の「乾燥機でつかえる洗濯ネットバッグ」や車いす用の「多機能レインウェア」等、ユーザー目線の素敵な商品展開をしています。

